進路指導部です。現在までの進路概況を報告します。
12月は看護医療系専門学校の合格発表があり、多くの生徒が嬉しい知らせを受けています。
また、先日共通テストを終えた国公立組は、これから2次対策がスタートします。
入試まであと1カ月、受験生のラストスパートを進路指導部も全力で応援します!
さて、本校の進路指導方針についてあらためてご紹介します。
「好きを学びに」-このフレーズを実際の大学入試につなげるのが惺山高校の取り組みです。
今年度も総合型入試・推薦入試で、すでに130名以上が第一志望の大学合格を勝ち取っています。
実際に自分の好きがどのように学びにつながるのかを少し紹介します。
◇山形大学:
バイオプラスチックの探究から入試につながった取り組みです。自分で様々な企業とコンタクトをとり議論してきました。スターバックスコーヒーでもこれからバイオプラスチックのストローが使われるので、これからのトレンドとなると思います。
◇日本女子大学:
こちらは幼児教育のボランティアをたくさんやりながら、自分の問題意識をテーマにしてきました。誰も取り残さない幼児教育こそが重要との信念を形にしたものです。一方で英検2級をとったりと、学力面も十分な対策をしました。
◇明治学院大学:
ダンス部で全国大会に行った経験をいかし、表現者としての能力をつけるためにこの大学を選んでいます。映画を分析し、解釈する。何本も映画をみて、自分の解釈をノートに書き留めながら自分の学びの軸を深めました。
◇東北芸術工科大学:
こちらの大学には多くの生徒が合格しておりますので、1つを紹介するのは難しいのですが、例えばモンテディオ山形とのプロジェクトから自分のテーマを作り、入試まで高めていったものもあります。自分のこだわりのテーマを持っています。大学に入ってから楽しみです。
◇東北福祉大学
こちらもたくさんの生徒が合格しています。総合型の入試で保健看護学科を受験した生徒は、自分の住む地域の医療制度や介護制度を構築する保健師になりたいという強い意欲を持って入試に挑戦しました。高校までの競技スポーツの経験から、ウェルネスな生活を送ることの重要性をテーマに入試に臨み、合格を手にしてます。
ほんの一部だけの紹介ですが、自分の学びを丁寧に作っていくことがセイザンの学び、そして勉強の基礎です。
「勉強、嫌だな」と思っていても、自分のテーマを持つと勉強にも一歩踏み出せるようになります。
自分の「好き」「つよみ」と出会い、それを具体化させて合格を手にした先輩方です!
惺山高校の進路は大学・専門学校が全体の75%、就職が25%となっています。高校に入って、自分で学び、自分の第一志望を選ぶ。どんな選択でも進路指導部は全力で応援します!