Creativeコースから今年最後の報告です。
本校のアニメーション授業は 旭プロダクション 様 の協力で行われています。
アニメーションといえば、イラスト製作が主かと思うかもしれませんが、実はそれだけではありません。アニメとは基本的に「動画」ですので、キャラクターの動きをイメージすることも重要な要素です。
今回は動画をどうイメージするかをテーマに、絵コンテの授業が行われました。
実際に製作現場で絵コンテの指導をなさっている旭プロダクションの先生にお越しいただき、生徒が事前に製作した作品を見ていただきました。
プロの先生に目の前で自分の絵コンテに直しをいれていただく機会は、大変貴重です。生徒も緊張の様子でした。
「キャラクターを描くだけでなく、芝居を考えないと!」という先生の一言が、大変印象に残りました。自分の描いたキャラクターに芝居をさせる・・・この次元で考えることが重要だとのことでした。
生徒たちからの質問にもたくさん答えていただき、学びの多い授業となりました。
受講した生徒のコメントです。
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・シナリオ、文章などを読んでそれを絵にしなければならないということが難しいと改めて実感できたとても良い取り組みだったと思います。まずシナリオの話をしっかり理解してどのような場所、場面なのかを見る側に伝わるようにしなくてはならないというのが難しかったです。
・シナリオのキャラがどんな性格なのかを絵コンテ内で表現すること、どこで何をしているかの想像力や自分がどこまで描けるかなど試すことができたいい機会になりました。ロケハンやカメラの位置、アイラインなど考えるところがすごく多くて大変なところが多かったけど描いてなにより楽しく取り組むことができ、考えることも楽しくやることができました。
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近い将来、本校卒のプロアニメーターが生まれそうです!!